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特定商取引法とは③

特定商取引法の規制は、「消費者が適切な選択をできるようにする」ことが基本的な考え方です。

そのため、クーリング・オフ制度によって消費者が冷静に考える時間を確保したり、消費者が正確な情報に基づいて選択をできるよう契約書などの文書の交付を義務づけたりと、消費者の選択の余地を奪うような販売方法に対する規制が中心になっています。一方で販売する商品の品質や価格は規制されておらず、その契約が信頼に足るかどうかの判断は、消費者に委ねられています。

このように、特定商取引法は、全く知識のない消費者を保護するものではなく、多くの消費者が常識として知っていて十分機能する法律といえます。どのようなルールがあるのかを知ることで、ルールを守っている良質な業者を見極めることができるようになり、被害を回避することができます。

それぞれの類型ごとに、どのような被害があり、どのような規制が行われているのか、実際被害に遭ってしまった場合はどうしたらよいのか、事例を交えながら次回以降みていきましょう。