クーリング・オフ制度②~販売による利益は返還すべき?~

前回連鎖販売取引ではクーリング・オフ制度が利用できることをご紹介しましたが、クーリング・オフを行う方法、効果については、訪問販売の場合と同じです。また、クーリング・オフ妨害があったときは、クーリング・オフ期間が延長され、…

クーリング・オフ制度~20日間の長いクーリング・オフ期間~

連鎖販売取引は適法に行われれば不意打ち性のある販売方法ではありませんが、非常に特殊な仕組みで、説明を聞いただけでは理解するのが難しいところがあります。また、多くが友人・知人からの勧誘で、人間関係を考えると断りにくいという…

クーリング・オフ制度~生鮮食品はクーリング・オフできる?~

電話勧誘取引では、ただ勧誘を行うだけでなく、「値引きします」「おまけをつけます」と新たな条件を提示したり、「だまされたと思って」「人助けだと思って」などと言ってしつこく食い下がってきたりと冷静さを失わせるような勧誘が行わ…

消耗品のクーリング・オフ

クーリング・オフ妨害のご紹介の回で少しふれましたが、政令で指定された一部の商品については使用するとクーリング・オフができないことになっています。これを「指定消耗品」といい、以下のような商品が指定されています。 <指定消耗…

クーリング・オフ妨害~様々なクーリング・オフ妨害の例~

クーリング・オフ妨害については、事例8のように「使用した物はクーリング・オフできない」というものや、「うちではクーリング・オフは受け付けていない」というものが典型的な例ですが、他にも様々な妨害がありますので、よくある被害…

クーリング・オフ妨害

前回まで訪問販売の被害にあった際に、契約を取消・解除できる制度をご紹介してきました。しかし、実際には通知を出しても、事業者からクーリング・オフを断られることがあります。事業者がクーリング・オフを断ることはできるのでしょう…

訪問販売~契約の解除・取消制度のまとめ~

これまで紹介したように、契約の解除や取消をする方法はいくつかあります。実際被害にあったときは、それぞれの方法の特徴を理解し、被害に合った制度を選択して利用しなければなりません。わかりやすいように、特徴をまとめてみました。…

クーリング・オフの期限と方法

前回、クーリング・オフがどのような制度か簡単に説明しました。では、実際にクーリング・オフを行いたいときは、どうしたらよいのでしょうか。   クーリング・オフは書面で行います。具体的には、契約を解除する旨を記載し…

クーリング・オフとは

前回少し紹介しましたが、特定商取引法における消費者救済の手段として基本となる、クーリング・オフという制度があります。皆さんも「クーリング・オフ」という言葉を聞いたことはあるのではないでしょうか。   クーリング…