誰が著作隣接権者となるのでしょうか?④有線放送事業者

有線放送とは、公衆に同一の内容が同時に受信されることを目的として有線電機通信の送信を行うことで、有線放送事業者とは、有線放送を業として行う者です。具体的には、音楽有線放送事業者やケーブルテレビ事業者などのことです。 オン…

誰が著作隣接権者となるのでしょうか?③放送事業者

放送とは、公衆に同一の内容が同時に受信されることを目的として無線通信の送信を行うことで、放送事業者とは、放送を業として行う者です。具体的には、NHKや民法各局などのことです。 放送事業者の権利 放送事業者は下記の権利を有…

誰が著作隣接権者となるのでしょうか?②レコード製作者

レコード製作者とは、音を最初にレコードに固定した者のことをいいます。著作権法上のレコードは、「物に音を固定したもの」全般を指しますので、レコード盤やCDなどに限りません。デジタルレコーディングをして、ハードディスクに音声…

誰が著作隣接権者となるのでしょうか? ①実演家

実演家とは、歌手、演奏家、俳優、ダンサーなどのことをいいます。 実演家の権利 ・録音権・録画権 実演を録音・録画する権利、及び録音物や録画物のコピーを許諾する権利です。但し、実演家が一度自己の実演を映画の著作物のために録…

著作隣接権とは?

著作物を公衆に伝達するには、その著作物を利用する者が必要です。歌手などの実演家、レコード製作者、放送事業者、有線放送事業者を通して、私達は著作物に接することが多いですね。歌手の歌唱を通して歌(著作物)を耳にしますが、創作…

舞踊又は無言劇の著作物(著作権法10条1項3号)

日本舞踊、バレエ、パントマイムなどが該当します。思想又は感情を身振りや動作により表現していますね。 ただし、これらの「振り付け」自体が舞踊又は無言劇の著作物なのであり、著作権者は振付師です。振り付けを演じる行為そのものは…