企業法務担当者様向けブログ

<個別労働紛争>紛争が生じてしまったら

紛争が生じてしまったときにすること

○まずはどのような事案なのかを把握しましょう。いつ、どこで、誰が、何をしたか、何をしなかったか、どの資料のどの部分が問題になっているのかなど、できるだけ詳細に情報を集めましょう。

○次に、何が主要な争点(当事者間で主張が食い違っている点)になっているのか把握しましょう。争点と争点でないものを分けておくことは、迅速な解決につながります。

○更に、資料の収集と確保も大変重要です。雇用契約書、就業規則、給与明細書などの書面はもちろんのこと、映像や音声、書き残したメモも資料になり得ます。一見不要に思える資料も、事案に関連しそうなものはとっておくようにしましょう。