受領を拒まれたら?②~供託と自助売却制度の弱点~

売主の引渡義務を免れる方法として、前回、商法第524条で定められている供託と自助売却について説明しましたが、これらには次のような弱点があります。 まずこの場合の供託については、動産の供託は法務大臣指定の倉庫業者又は銀行が…

受領を拒まれたら?①~供託と自助売却~

売主の引渡義務を免れる方法として、商法は次のように定めています。 商人間の売買において、買主がその目的物の受領を拒み、又はこれを受領することができないときは、売主は、その物を供託し、又は相当の期間を定めて催告をした後に競…