目的物の検査の結果不合格となってしまったものはどうするのでしょう?

売主から引渡し(納入)を受けた後、検査に合格した目的物は検収されます。 検査に不合格となった目的物は、通常は受領拒否又は返品されますので、検査の結果不合格となった目的物の取扱いについて ・いつまでに ・誰の費用で回収(又…

<服務規律>兼業に関する定めをしていますか?

公務員においては法律で兼業が制限されていますが、私企業の従業員は一般的には兼業は禁止されておらず、その制限や禁止は就業規則等の具体的定めによることになります。 兼業を認めるかどうか 兼業は、従業員の勤務時間外の時間の利用…

<服務規律>長期欠勤者に対する懲戒解雇

無断遅刻や欠勤が続けば「懲戒解雇」になり得ます 無断の遅刻、欠勤が常習的となると、懲戒解雇となるのもやむを得ないところです。また、断続的な欠勤ではなく、長期的な欠勤についても、もちろん懲戒解雇事由となり得ます。また、遅刻…

<服務規律>遅刻・早退・欠勤規定と懲戒解雇

遅刻、早退、欠勤に関する規定は、どの就業規則でも通常、設けられています。これらの規定の違反は懲戒事由とされているのが一般的ですが、これらの違反は、それが繰り返し行われて初めて懲戒処分としての相当性が認められると考えるべき…

検収とは?

契約書において、「検収」という言葉がよく出てきます。これはどういう意味でしょうか? 実務では、「受領」のことを「検収」という場合があります。引渡しを受けた目的物が売買契約の条件に合致するか否かを検査した後、当該検査に合格…

<服務規律>就労請求権をめぐって

労務提供は従業員の権利でもある?? 自宅待機命令が出されたとき、場合によっては、従業員のほうが、就労させるよう求めてくる可能性もあります。そこで、出社して労務に従事することは、従業員の義務であるだけでなく権利でもあるのか…

目的物の検査は誰が行えば良いのでしょう?

通常は? 売買契約においては、通常は買主が検査をします。 売主が検査をする場合 目的物によっては、売主が検査をすることもあります。例えば、買主による検査では手間がかかる場合です。その場合、買主は、売主に引渡し前(出荷前)…

<服務規律>自宅待機を命じるときは

自宅待機命令 例えば、結核に感染している疑いがある従業員に対して、検査の結果がはっきりして医師の許可が出るまでは出勤を停止するという措置は、会社が他の従業員の健康管理にも責任を負っている以上、合理性のあるものと考えられま…