一口に「個別労働紛争」といっても、問題となる内容は様々です。
○解雇、雇止め、募集、採用など従業員の地位に関する紛争
○賃金、退職金など労働条件に関する紛争
○セクハラ、パワハラ、いじめなど就業環境に関する紛争
○会社の組織変更に伴う労働契約の承継、競業避止義務など労働契約に関する紛争
など多岐にわたります。
増加の背景は?
個別労働紛争が増加している背景には、
○不況下で会社の組織再編や再構築が進んでいること
○就業形態が多様化していること
○労働組合の組織率が低下していること
○従業員の意識が変化してきていること
などが考えられます。