前回に引き続き、在宅勤務制度の導入における重要ポイントです。
○情報セキュリティの管理も重要です。
総務省の「テレワークセキュリティガイドライン」が参考になります。同ガイドラインでは、セキュリティ対策のポイントとして、経営者/システム管理者/テレワーク勤務者それぞれの立場で、①情報セキュリティ保全対策の大枠の設定、②悪意のソフトウェアに対する対策、③端末の紛失・盗難に対する対策、④重要情報の盗聴に対する対策、⑤不正侵入・踏み台に対する対策が挙げられています。
○在宅勤務制度を定めた社内規定を作成し、周知徹底しましょう。
労働時間の管理方法、在宅勤務を認める従業員の範囲、在宅勤務中の業務の指示方法や報告方法、在宅勤務者の人事評価方法、情報通信や機器設置の費用負担者、情報セキュリティの管理方法など、盛り込むべき事項は多々あります。「テレワーク相談センター」(厚生労働省委託事業)のサイトも参考にして下さい。