知的財産権のライセンス契約や共同研究開発契約等において、甲が乙に開示した情報に基づいて、乙が改良発明をしたとします。その権利はいったい誰のものになるのか、予め取り決めておく必要があります。 このとき、あまりにも乙に不利益…
競業避止条項の有効性 どんな条項でも認められるわけではありません!
競業避止条項は一方にとっては都合の良い条項ですが、もう一方の自由をかなり制限することになる条項です。憲法で保証されている「営業の自由」との関係や独占禁止法上の問題もあり、過去の判例では、競業避止義務が無効と判断されたケー…