業務提供誘引販売取引とクーリング・オフ妨害②

<事例31> 行政書士の資格取得講座を開催している団体から勧誘があり、資格が取れたら仕事をあっせんすると言われたので申し込んだ。しかし教材が難しくとても合格できなさそうだったので、クーリング・オフの申出をしたところ、「行…

業務提供誘引販売取引とクーリング・オフ妨害

<事例30> 仕事をするのに必要だと言われてパソコンを購入したが、その後仕事の紹介がほとんどないためクーリング・オフの通知をしたところ、「業務提供誘引販売取引の契約ではなく、単なるパソコンの売買契約なので、クーリング・オ…

クーリング・オフ制度②~サービスを受けた後でもクーリング・オフできる?~

<事例20> 英会話教室へ入会する契約を結び、既に数回レッスンを受けたが、やはり自分には合わないと思い、クーリング・オフの通知をした。クーリング・オフ期間内だったが、「既にレッスンを受けているので、クーリング・オフはでき…

消耗品のクーリング・オフ

クーリング・オフ妨害のご紹介の回で少しふれましたが、政令で指定された一部の商品については使用するとクーリング・オフができないことになっています。これを「指定消耗品」といい、以下のような商品が指定されています。 <指定消耗…

クーリング・オフ妨害~様々なクーリング・オフ妨害の例~

クーリング・オフ妨害については、事例8のように「使用した物はクーリング・オフできない」というものや、「うちではクーリング・オフは受け付けていない」というものが典型的な例ですが、他にも様々な妨害がありますので、よくある被害…

クーリング・オフ妨害

前回まで訪問販売の被害にあった際に、契約を取消・解除できる制度をご紹介してきました。しかし、実際には通知を出しても、事業者からクーリング・オフを断られることがあります。事業者がクーリング・オフを断ることはできるのでしょう…