従業員が自宅のPCなどで作業をし、それを「残業」と称して残業代を請求するケースがありますが、どう対応すべきでしょうか。 そもそも労働関係法令に労働時間の定義規定はありませんが、過去の判例法理から、労働時間とは「客観的にみ…
在宅勤務のルール整備はできていますか?その1
IT機器やクラウド環境、リモートアクセス、Skypeなどのテレビ電話機能により、在宅で仕事をすることが可能になった昨今、在宅勤務者の労務管理について、労使間でルールを整備しておくことが重要です。在宅勤務制度の導入にあたっ…
<服務規律>兼業に関する定めをしていますか?
公務員においては法律で兼業が制限されていますが、私企業の従業員は一般的には兼業は禁止されておらず、その制限や禁止は就業規則等の具体的定めによることになります。 兼業を認めるかどうか 兼業は、従業員の勤務時間外の時間の利用…
休憩時間は必ず与えなければならない? 休憩時間の使い方は自由?
会社は、労働時間が6時間を超える場合には45分以上、8時間を超える場合には1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければなりません(労基法43条1項)。 また、同法34条3項では、休憩時間の自由利用の原則も定めています。…