<個別労働紛争>相談窓口のご案内①

これまで個別労働紛争解決の手続について見てきました。今回からは、改めてどのような相談窓口があるのか、複数回に分けてご紹介します。相談窓口は、実は身近に多数あるのです。労働者と事業主との間で問題が発生し、自主的な解決が難し…

著作権の制限規定とは?②

著作権法は著作権が制限されるケースを規定しています。教育や障害福祉などの公益目的や所有権との調整、デジタルでの円滑な流通を目的とした様々な制限規定があります。 許諾なしに著作物を複製・利用する場合は原則として出所の明示が…

著作権法の制限規定とは?

これまでご説明してきました通り、著作権者は著作権の利用について独占的な権利をもっています。他人が著作物を利用するためには、著作権者の許諾が必要です。しかし、どんな場合もその都度許諾が必要なのは不便ともいえます。許諾を得る…

誰が著作隣接権者となるのでしょうか?④有線放送事業者

有線放送とは、公衆に同一の内容が同時に受信されることを目的として有線電機通信の送信を行うことで、有線放送事業者とは、有線放送を業として行う者です。具体的には、音楽有線放送事業者やケーブルテレビ事業者などのことです。 オン…

誰が著作隣接権者となるのでしょうか?③放送事業者

放送とは、公衆に同一の内容が同時に受信されることを目的として無線通信の送信を行うことで、放送事業者とは、放送を業として行う者です。具体的には、NHKや民法各局などのことです。 放送事業者の権利 放送事業者は下記の権利を有…

誰が著作隣接権者となるのでしょうか?②レコード製作者

レコード製作者とは、音を最初にレコードに固定した者のことをいいます。著作権法上のレコードは、「物に音を固定したもの」全般を指しますので、レコード盤やCDなどに限りません。デジタルレコーディングをして、ハードディスクに音声…

<個別労働紛争> ~手続選択・会社の立場から~

前回に続き、個別労働紛争の解決のためにどの手続を利用するか、今回は「会社の立場から」見てみましょう。 会社の場合、従業員側から申立があった際にその相手方となるケースが大半です。法的強制を目的とする裁判所における手続では、…

誰が著作隣接権者となるのでしょうか? ①実演家

実演家とは、歌手、演奏家、俳優、ダンサーなどのことをいいます。 実演家の権利 ・録音権・録画権 実演を録音・録画する権利、及び録音物や録画物のコピーを許諾する権利です。但し、実演家が一度自己の実演を映画の著作物のために録…