過量販売の解除制度~次々販売の被害にあったら~

<事例7> 次々販売 一人暮らしの祖母を久しぶりに訪ねたところ、訪問販売で大量の健康食品を購入させられていた。契約のときの状況はよくわからないのだが、とても1人で食べ切れる量ではないので、契約を取り消したい。 &nbsp…

SNS炎上の予防策②

○従業員に対する教育・研修の機会を設ける ポイントとして、 ①SNSの特徴を認識させる(過去の記事参照) ②全ての従業員を対象とする ③炎上の実例を紹介する ④不適切な投稿が招く問題点を挙げ、注意喚起する ・法的な問題(…

取消制度②~重要事項とは~

前回、契約時の説明についてウソがあった場合や、業者がわざと大事なことを隠していた場合は取消制度が利用できるとご紹介しました。 このときウソをついたり隠したりした事実は何でも良いわけでなく、下記の重要事項に限られます。①~…

SNS炎上への予防策①

SNS炎上を防ぐために、企業として何か対策を講じていますか?以下、予防策をご紹介します。 ○SNSの利用に関する社内ルールを整備する ・服務規律や懲戒事由として就業規則に規定する ・ポリシーやガイドラインの形で定める* …

取消制度~ウソの勧誘を信じて契約してしまったら~

<事例6> ウソの説明による契約 消火器の点検に来た業者から「法律で消火器の設置が義務づけられた」と聞き、消火器を購入した。しかし後日設置義務はないことを知ったので、解約したい。設置義務がないことを知ったときにはクーリン…

企業に影響のあるSNS投稿とは?

企業にとって影響のあるSNSの投稿には、どのような内容のものがあるか分類してみましょう。 <悪ふざけ> 飲食店等の従業員或いは顧客が、店内で不衛生な行動等をする <情報漏洩> 故意や過失で個人情報や機密情報を漏洩 (例:…

訪問販売の規制内容②~訪問目的の明示と再勧誘の禁止~

訪問販売について、契約する気はないのに何度も勧誘に来られてうんざり、というご経験のある方も多いと思いますが、このようなしつこい勧誘を断ることはできないのでしょうか。 特定商取引法では「勧誘を受けるかどうか消費者が判断する…

訪問販売の規制内容

前回までどのような販売方法が訪問販売にあたるのかを紹介してきましたが、特定商取引法では、訪問販売についてどのような規制を定めているのでしょうか。 具体的な規制の内容は以下のとおりです。   ①販売するに先立って…

SNSの投稿にどこまで介入できるか

SNS炎上による企業への損害波及は未然に防ぎたいところですが、企業はSNSの投稿にどの程度関与できるのでしょうか。 ○企業は従業員の私生活上の投稿に関与できないのが基本ですが、就業時間中に従業員自らのアカウントで投稿して…

これって訪問販売?④~よくある被害の例~

前回まで、事例2のキャッチセールス、事例3の点検商法などの事例を紹介してきましたが、今回はそのほかのよくある被害例をいくつかご紹介します。   <事例4> アポイントメントセールス ある日電話で「特別にプレゼン…