企業法務担当者様向けブログ

知的財産権のなかの著作権

知的財産権とは、知的な創作活動によって何かを創り出した人に対して付与される「他人に無断で利用されない」といった権利のことをいい、以下のようなものが含まれます。

①思想・感情の創作的表現である著作物を保護する「著作権」

②発明を保護する「特許権」

③考案を保護する「実用新案権」

④物品のデザインを保護する「意匠権」

⑤マーク等の営業標識を保護する「商標権」

※②~⑤をまとめて「産業財産権」といいます。

⑥半導体の回路配置を保護する「回路配置利用権」

⑦植物新品種を保護する「育成者権」

⑧不正競争防止法によって保護される営業秘密や商品の表示

「著作権」は、小説、絵画、音楽、映画、アニメ、コンピュタープログラムなどの著作物、歌手の歌や俳優の演技などの実演、音楽CDなどのレコード、放送番組や有線方法番組について、無断利用から守るための権利を創作者に与え、創作活動へのインセンティブを確保することにより、文化の発展に寄与することを目的としています。